ソチ五輪が幕を閉じました。今回も私に多くの感動を与えてくれました。とりわけ印象に残るのが十代の若い選手の活躍です。
唯一の金メダルのフィギュアスケートの羽生選手、スノーボード・ハーフパイプの平野、平岡両選手。平野選手にいたってはまだ中学生なのですから驚きです。
しかし、それ以上の驚きと感動を与えてくれたのは41歳のスキー・ジャンプの葛西選手でした。体力的にも技術的にもまだ伸びているというからまさに「レジェンド」ですね。個人でのメダル以上に団体でのメダルを喜ぶ姿にも心を打たれました。
現代の日の丸飛行隊、葛西選手のヘルメットには「神風」と描かれていました。
70年前の日の丸飛行隊は…
百田尚樹「永遠の0」を読みました。
現代の若者が祖母の死をきっかけに特攻で戦死した「本当の」祖父について調べるために何人かの戦友との面会を重ねるうちに祖父の実像とともに戦争に青春を捧げた人たちの現実、家族への愛などを切に感じていくという物語。
クライマックスで明らかにされる衝撃の真相に心が激しく揺さぶられました。この物語は決して戦争を美化した右傾エンタメではありません。
人を愛するということ、生きるということの意味を問いかける物語です。
「死ぬのはいつでもできる。生きるために努力をするべきだ。」
ちなみに映画も観ました。岡田准一がなぜ映画やドラマに引っ張りだこなのかがわかりました。