猫のあしあと

私は動物モノ、特に犬猫を題材にしたテレビは極力見ません。獣医師にスポットをあてた「動物病院救急24時」や獣医師を主人公にしたドラマ(最近だと小栗旬が獣医師、少し前だと堂本剛が獣医学生役)も極力見ません。たまにKinki Kidsが歌ったドラマの主題歌はカラオケで歌いますが・・・
なぜならば、かなり作りこまれてよりリアルに近づけてるところもあるのでしょうが、やはり本物からするとツッコミどころ満載なわけで。
「救急24時」もドキュメンタリーなんでしょうが出演されてる獣医師の本意ではない演出が見え隠れする(見え見えする?)のがたまらないわけで。
同様に書物、当然学術書は読みますが巷で流行りの「犬本」「猫本」の類いは読みません。「かわいい」「かわいそう」の中に我々の現場と乖離するものが見えるわけで。
そんな信念を持って生きてきたわけですが去る日の書店にてやってしまいました。平積みにされた文庫本がこっちを見てるではありませんか!厳密にいうと表紙のキジ猫が・・・ 間違いなく見てます。さらに猫の身体の脇に「町田康」の文字が。「まちだこう」私の脳内辞書がペラペラとページをめくる。
「大阪出身のパンクロッカーであり作家。芥川賞、谷崎潤一郎賞など受賞」私は氏の音楽も聞いたことはなく本も読んだことはなかったのですが何となく写真などで氏のイメージを勝手に自分の中で作り上げていました。だからそんな氏の名前が猫の脇に!ってことでその本を手に取ってしまいました。
手に取るとそこからは速い、レジに向かいお買い上げ!
「猫のあしあと」町田康のご紹介。
氏が仕事場(実際にはギターをかき鳴らしダラダラと過ごす場所?)で野良猫ボランティアから送り込まれる猫たちとの生活を面白おかしくアホらしく書いてるふりして繊細で愛に満ちて真っ直ぐに猫たちと向き合ってる様が描かれています。
共感できるところもたくさんありました。「猫本」は食わず嫌いだったのかもしれません。テレビも見てみようかな。オファーがあれば情熱大陸も出てみようかな(笑)

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